頭が痛い女性

花粉症などアレルギー疾患の症状改善に、アレルギー治療薬が使用されます。アレルギーには、花粉症やアレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎、気管支喘息など様々な種類があり、花粉症においては大人だけでなく、子どもも症状を訴えることがあります。

アレルギー症状を起こしてしまうのは、免疫が過剰に反応してしまうことから起きていますが、遺伝的な要素やストレス、その時の体調なども絡みあっているので、いつも同じ程度症状が出てくるわけではありません。花粉症も去年は軽かったのに、今年は重いなど花粉の飛散量も関係していることがあります。アレルギー体質を遺伝している場合は、何らかのアレルギー症状を引き起こすことがあるため、遺伝していない場合と比べるとわずかですが、アレルギー症状を引き起こす確率が高くなります。

アレルギー治療薬には、アレグラザイザルなどの種類があり、アレグラやザイザルは第二世代抗ヒスタミン薬と言われています。第二世代抗ヒスタミン薬は第一世代のものと比べた場合、眠気や口の渇きといった副作用が抑えられていて、なおかつ、花粉が飛散する前から使用できる薬です。アレグラはフェキソフェナジン塩酸塩が主成分で、主に季節性と通年性のアレルギー性鼻炎に効果があります。アレグラの場合、鼻炎の他に、アトピー性皮膚炎やいろいろな皮膚のかゆみにも有効で、錠剤タイプとドライシロップのものがあります。ドライシロップであれば生後6か月以上の子どもから服用することができます。

錠剤の場合1日1錠を1日2回服用します。アレグラを服用すると約30分後には効果が現れ始め、2時間後には効果がピークに達します。即効性がありながらも副作用は少ないので、薬を服用しても車の運転をするのに支障はありません。
ザイザルは、レボセチリジン塩酸塩が主成分です。第二世代抗ヒスタミン薬で、もっとも効き目が強いジルテックの改良薬としての位置づけで、効き目の強さがありながら、副作用は少ないという特徴をもっています。ザイザルもまた、アレルギー性鼻炎や皮膚のかゆみに効果がありますが、そのほかに咳に対しても改善していくことができます。すでに症状が出てしまった場合にも改善することができるので、早めに軽減したい場合はザイザルを服用すると良いでしょう。

ザイザルは1回1錠を1日1回服用します。就寝前に服用することになっていますが、これは若干眠気の副作用が出ることがあるためです。日中の車の運転もできるだけ控えるように記されており、たとえ就寝前に服用したとしても、就寝時間が遅くなってしまった場合、薬の効き目が強いまま日中まで残ってしまうこともあるためです。

ザイザルは服用後1時間で効果がピークに達し、そのまま7時間程度強いまま推移します。その後緩やかにはなっていきますが、最終的に24時間は維持できる薬です。ですから、いくら就寝前と言っても夜遅くに服用したのでは、活動時間帯に眠気が残ることがあり、生活に支障が出てしまいます。ザイザルを服用する場合は、服用時間に気を配ることが大切です。

ザイザルの副作用には口の渇きや吐き気、肝機能に関する数値の上昇といったことがありますが、副作用がでるのは低確率です。相互作用を高めてしまうため喘息の治療として用いるテオフィリン系のものを使用している場合は注意が必要です。医師と相談してから服用するようにしてください。

花粉症などの症状を和らげるには、ヒスタミンの分泌と放出を抑える必要があります。アレグラは予防に用いることができるので、花粉が飛び始める約1週間から2週間前に服用を開始するとその年の症状を和らげることができます。