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アレルギー体質の人だけじゃない!現代の花粉症の原因

2020年03月22日

毎年同じ時期に症状を訴えることが多い花粉症は、春ならスギやヒノキ、シラカバといった大きな木の花粉が、初夏はイネ科の植物、秋はブタクサやヨモギといった植物の花粉が影響して起こります。花粉症の約70%はスギ花粉が原因となっているのですが、沖縄県にはスギの木はなく、そして北海道においてもスギの木が植えられていることは少ないです。そのため本州や四国、九州地域に多い症状でもあります。

近年花粉症になる人が増えたのには理由があります。植物においては、スギの木が成長をし、成熟したため花粉を放出するようになったことと、スギの木を使って建築物を作ることが少なくなったため大きな木が増えてしまったことがあげられます。今のところヒノキはさほど大きくなっておらず、圧倒的にスギの花粉症が多いのですが、今後ヒノキも多くなっていくと考えられています。

花粉以外の原因には、遺伝や、高たんぱくの食事をするようになるなど食生活が変化してきたこと、車社会になって排気ガスに触れることが多くなり、排気ガスに含まれる微粒子が影響していること、そして現代人はストレスを感じる機会が多くなりストレスによって自律神経が乱れるようになったことも関係しています。ダニやほこりにアレルギーがある場合は、気密性の高い住宅に住むようになったことが原因としてあげられます。

アレルギー体質は遺伝的な要素もあるのですが、遺伝的な要素だけでは発症しないこともあります。睡眠不足や食生活といったものも関係しており、環境の変化も影響します。ですので、症状を軽減するには、原因となるものにできるだけ接しないとともに、生活を見直すことも大切なのです。

現代人の食生活は洋食が中心になってきており、脂っこいものを食べたり遅くまで飲酒をしたりすることが増えています。免疫機能の多くは腸の中に存在しており、脂っこいものを食べてしまうと、腸内は悪玉菌が増えてしまい腸内環境が大変悪いものになってしまいます。腸を活発にするということは免疫機能を高めることにもつながるので、ヨーグルトなどの乳製品や納豆やキムチといった発酵食品、食物繊維などを意識して食べるようにしてください。

そして睡眠不足も身体にとっては影響が大きいです。睡眠中は成長ホルモンも分泌されており、肌の新陳代謝を行う時間でもあります。花粉症の時期は鼻づまりによってなかなか深く眠ることが困難なのですが、しっかり睡眠をとらないと疲れがいつまでも残ってしまいます。薬を服用している場合は、薬の効果が出ている間にしっかりと睡眠をとるようにしましょう。

花粉症はアレルギー体質の人でなくても発症することは多いです。アレルゲンに触れる時間が長くなると発症する確率も高まっていきますし、生活が乱れた場合も発症したり、他の病気に感染したりと体調が悪くなってきます。花粉ばかりに気を配るのではなく、身の回りの環境や食生活にも気を配るようにしてください。