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副作用が弱く効き目が強いザイザル

2020年02月12日
花粉が乗っているスプーン

花粉症の薬は抗ヒスタミン薬を使用することが多いです。抗ヒスタミン薬は、アレルゲンが体の中に侵入した際に起こる過剰な免疫反応を、鎮めることができる薬で、ヒスタミンの働きを抑えつつ症状を軽減することもできます。抗ヒスタミン薬には第一世代と第二世代があり、製造された年代によって分かれています。もちろん働きも異なっており、第二世代の方が副作用が少なく、予防効果もあります。ですが、第一世代の方がすでに出ているアレルギーの反応に対しても効果を示すので、今すぐに鼻水などの症状を抑えたい時には第一世代のものを使用すると良いでしょう。

第二世代にも様々な種類があり、それぞれ効果の強さも副作用の出方も違います。第二世代抗ヒスタミン薬の中で、効果が強いわりに副作用が弱い薬にザイザルがあります。レボセチリジン塩酸塩と言われる成分が含まれており、レボセチリジン塩酸塩の成分によって、アレルギー性鼻炎や蕁麻疹、湿疹や皮膚炎、咳といったものを軽減していきます。

ザイザルの副作用としては、やはり眠気と倦怠感、口の渇きや総ビリルビンの上昇といったことがあります。ですが、抗ヒスタミン薬を服用した場合、ザイザルでなくてもこれらの副作用は出ることがあります。他の薬にはない副作用としては、攻撃性が強くなる、健忘、失神や幻覚といったものが出る可能性があるという点です。このような症状が出ることは稀ですが、小さな子供の場合は集中力に欠け、ぼーっとしている時間が見られることがあります。

ザイザルは、副作用が弱い薬ではありますが、妊娠している場合や授乳中の女性は服用することは控えたほうが良い薬です。特に妊娠初期の場合、胎児の命に関わる器官を作っている時期であるので、この時期に薬を服用した場合、胎児に対して安全が確立されていません。そして授乳中の場合は、乳汁にザイザルの成分が移行してしまうことが動物実験によって確認されています。もし、どうしても症状を和らげたい場合は、授乳を停止して、しばらく授乳を行わないようにしてください。

ザイザルは服用後約1時間で効き始め、その後1日中効果が持続していきます。特に有効な効果が出ているのは服用後1時間から7時間の間で、この時間帯は特に眠気などの副作用が起こりやすくなっています。ザイザルが就寝前に服用するようになっているのはこのためです。就寝前に服用することで、しっかりと睡眠をとることができますし、日中に眠気が生じにくくなります。また、モーニングアタックも抑えることができるので、朝に症状が重くなる場合はザイザルを服用してみると良いでしょう。

ザイザルの主成分であるレボセチリジン塩酸塩は、第二世代抗ヒスタミン薬の中でもバランスが良い薬になります。副作用は多少出るものの、薬の効き目が良く、すでに目のかゆみや鼻水といった症状が出ている場合にも軽減することができます。予防薬としても使うことができるので、毎年花粉を感じる場合は予防薬として使用しても良いでしょう。